[]【書評】芸術的開発力
名古屋出張の帰り、新横浜に早く着いたので、「たまには」と思い、新横浜ビックカメラでオーディオ・デジカメ・デジタルビデオコーナーを視察。
その帰り、週末に読む本と雑誌を求めて本屋へ直行。ビジネスコーナーで偶然見つけたのがこの本でした。
著者の日原さんは、ソニーのPPセンターにいらっしゃった方とのことで、大先輩の講釈を拝聴する為に即買。 視覚表現のデザインを組み立てる行為に対して、聴覚表現のオンガクの考え方を適用しており、大変興味深かったですねー。
とてもデザイン的な本でした。
「編集的」「システム的」「数学的」「旋律的」な感じでしょうか?商業的なデザイン(広告や商品デザインに限らず、もっと抽象的なプランのデザイン)を考える際には、「どうしてそのデザインにしたのか」「そのデザインである必要性はどこにあるのか」という根本のアイデアをメンバー全員と共有することが必要なので、「手法」として、デザインの定式化を行うというのはとても意味のあることだと思います。
こうした定式が芸術か、、、、といわれると反論もあるのでしょうが。
(やすし http://www.socionode.org/)