[]まんがの効果

質問:「あなたの資料でプレゼンしたい!」と言わせる秘訣ありますか?



資料作りが主務になってます。


昨年末は週の半分は出張していましたが、今年は週のほとんどを自分の机で資料作りに費やしています。


営業とは。


自分で売って歩くことも営業ですが、他人に売らせるシステムを作りあげるのも営業なわけです。新商品のプレゼン資料を作って自分でプレゼンして回るとともに、その資料を第3者に使ってもらい、営業してもらうようにするのも仕事のうちなわけです。


が、これがなかなか難しい。


昨日の帰り際にマネージャーから「だめ、やり直し」を食らった段階で、もう今週は早く帰れないことが確定してしまいました。 明日全国発信する資料が3つ、まだ出来てない。 明後日のブレスト用の分析チャートもまだ1枚しか作ってない。。。


明日が恐ろしい。



読書の心理学」という本があります。 大学の時に、心理統計の最初の手ほどきを受けた先生の本なんですけどね。


あー、今ネットで調べると、村田さんは和洋女子大の助教授されてるんですねー。 


ちょっと変わった方でした。


研究もちょっと変わっていまして。 「まんがと学習効果」という変な実験をしてました。簡単に言うと、漫画の噴出しの部分に学習内容のテキストを書き込むんですね。 このときは、不動産取引の注意事項でしたが。

不動産関係のマンガと、不動産にはまったく関係ないマンガの噴出しの部分だけを変えたものと、二つパターンを用意する、と。

で、このふたつのマンガ付きテキスト刺激と、テキストだけの刺激を読ませて、どれが一番学習効果が高いのか、ということを検証してました。


結果として、不動産にまったく関係ないマンガであっても、学習効果が高まったそうです。


非本質的要素が理解促進に役立つということで。面白いですね。



実は、昨日・今日と作成している資料、まさにこのアイデアを拝借させていただきました。意味もなくマンガを描き、意味もなく噴出しを作り、噴出しの中で商品紹介をしています。 自分でプレゼンするときは、商品特性のスペック表だけでもそれなりにプレゼンできるんですけどね。 人に使ってもらう資料としては失格なんでしょう。

これで売上あがると良いんですが。。。



なべの答え:非本質的要素に目を向ける