ピエロの赤い鼻

あらすじ:


14才のリュシアンは、父親のジャックが毎週日曜にピエロの真似事をするのが大嫌い。学校教師の父が、みんなの笑いものになるのを我慢できないのだ。今日もお祭り会場で、不機嫌そうにピエロ姿の父親を見つめるリュシアンに、ジャックの古い親友・アンドレが声をかける。「お父さんがピエロになる理由を知ってるかい?」 それはまだ、フランスがドイツに占領されていた頃。リュシアンの知らない、美しくも悲しい記憶だった…。


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ドイツ兵の顔が思い出せないんですね、この映画。


話の核心部分の役なんですけど、それが過度に目立たない。 登場時間も数シーンで、演出も過度ではないので、話のテーマを別のところに探してしまいます。


戦争・道化・父と子・理解・忠実・清廉、、、と話の骨子はとてもシンプルなため、過度の味付けはいらないのかもしれません。


落ち着いたできばえだと思います。