[]Practise makes perfect を信じる

訓練というのはなかなか難しいですね。何が難しいかというと、惰性に流れないようにするのが難しい。



毎日やってちっとも伸びない、という場合、練習が惰性に流れているのではないかを疑う必要があると思います。練習は「理想形」と「現状」の間を埋めるためにやって居るのだから、その日の練習が終わった時にどれだけ理想形に近づいたのかを考える必要があります。



そういう観点から見ると、最近練習が練習になっていないことがあります。



中国語のほうは、ひたすら発音の練習をしています。先生が非常に発音に厳しいんですね。毎日23時から一人でPCに向かって部屋で大声を張り上げて中国語を叫んでいるので、とても人に見せられないことになっています。



中学校で英語を始めた時、ここまで発音を練習することはしませんでした。っていうか、発音を教えられる先生が居なかった。



今はどうなっているのか知りませんが、これは僕に自分が受けてきた日本の英語教育に対する恨みの一つです。発音は会話でのコミュニケーションの基礎なのだから、始めに徹底して覚えさせた方が長い目で見たら得だと思うのです。 



少なくとも発音記号は読めるようになっておくべきで、そうすれば自習しているときも変な発音で暗記しないで済むと思うのです。





ま、中国語はまだ始めたばかりだから良いのですが、凹むのが英語の方。



自分の発話の何が問題なのかを凝視するために、最近、ICレコーダーを多用するようになりました。英語もほぼ毎日レッスンを入れているのですが、これをICレコーダーで録音して、会社に行く車の中で自分が何をどうしゃべっているかをチェックする、という作業をし始めました。



すると、これが非常に情けないことになっていて、もう本当にびっくりします。小学生かと思うような表現しか使ってないんですね。



毎日車の中で愕然としてショックのあまり前の車にバンパーをぶつけそうになるのですが、Practice makes perfectと信じて、理想形に向けてひとつずつ直しています。



一朝一夕では直らないので、もともとの語学センスの問題なのではないか、などと思ったりすることもあるのですが、今はきっと耐える時期。