[]住居費用は値引き交渉しないと損!

先週、敷金に関する交渉が無事に終わり、これで完全に引越しに関する交渉ごとが終わりました。



今回は、色々と交渉をしたんですが、かなーり支出を減らしました。色々とコツがあるようなので、僕の今回の場合の話をまとめておきます。





【住居費用を削減するコツ】



?家賃を下げる交渉をする

・周辺の家賃相場を調べるのがまず第一

   ・同じマンション内など、似た部屋の家賃が現状より低い場合は絶対に下がります

   ・基本的に家賃はここ数年低下傾向なので、大半の地域では家賃は下がってます

       ・人口が減ってるんだから当たり前

       ・ただし、港区、千代田区、などはなかなか下がりにくいみたい

・空室が多い時に交渉する

   ・春先のピークシーズンをはずして交渉すると、「出て行かれたくない」「早く入れたい」

    という意識が働くので交渉が有利になります

   ・少なくとも、この時期はフリーレントがつきやすい



?契約更新料や仲介手数料の削減を試みる

・契約更新料は値下げ交渉をふっかけてみる

   ・今って礼金0でフリーレント1ヶ月が普通。更新手数料払うくらいなら引越しするのも手

   ・なので、それをネタに契約更新料を下げてもらうように交渉します

・オーナーと直接交渉をして仲介手数料を省く

   ・街の不動産に行かないことが重要です

   ・住みたいマンションが判ったら、Googleで検索して管理会社を突き止め、

    オーナーと直接交渉すれば仲介手数料はゼロになります



?引越し代を下げてもらう

・相見積を取れば確実に料金交渉できます

   ・ピークシーズンでなければ、絶対に安くなります



?敷金返却額を最大化する

・東京都のガイドラインと過去の判例を勉強して、強く主張することが重要です

   ・そもそも部屋の全体クリーニングは貸主負担です

   ・それを契約時に「特約」化して借主に負担を押し付けているケースが大半

   ・契約上は、確かに借主が払わないとならない費用はあるのですが、そもそも上記のような

    不平等なことをやっているので、基本的に借主はもっと怒るべきです

   (*ガイドライン等、参考情報下記)





とにかく、主張することが重要ですね。

・要求を明確に(=金額で)伝える

・要求の根拠を分かり易く伝える



会社や担当者によるとは思いますが、オーナーや管理会社にはある程度の交渉の余地というものがあって、その範囲の中であれば柔軟に対応してくれるように思います。



もちろん、向こうの担当者も社内での説明と承認が必要なので、根拠の無い要求ははねられると思います。ただ、「そりゃそうだよな。。。」と思わざるを得ない理由がある要求に対しては、きちんと対応してくれるのだと思います。



これが海外だと、どう考えても自分の要求に正当性がある場合でも無視をされたり理不尽に対応されたりすることがありますが、日本ではこの手の顧客対応は非常に丁寧です。



住居費用は値引き交渉しないとホントに損です





*参考情報

・賃貸住宅紛争防止条例/東京都都市整備局

   − www.toshiseibi.metro.tokyo.jp

   − どこまで汚して/壊してしまったら借主負担なのかを確認できます。

国民生活センター

   − http://www.kokusen.go.jp/hanrei/data/199812.html

   − 敷金は基本返すべきという話

・過去の判例

   −http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=81180&hanreiKbn=02

   −判決自体は借主の上告棄却ですが、特約に関する裁判所の判断は参考になりました