[]事件は会議室で起こってます

質問:アイデア漁をしに行くとき、何処に行きますか?



事件は現場で起きているんだ」と言い放ったのは青島俊作ですが、今日は久しぶりに大漁です。


店の接客員の人々を集めて「接客について」グルインをやっていたのですが、調査の過程でいくつかのヒラメキを得ました。自分の机の前に座った時間はわずかに15分で、あとはグルインの会場にいましたが、いい仕事した気がしますね。


マーケティングの仕事の大半は分析のヒラメキと、そのヒラメキを基にしたストーリーテリングだと思っています。 


商品企画→セールス→顧客、というビジネスプロセスの中で、商品・サービスをよどみなく流す為には、関係するすべての人々を熱狂させ、納得させ、同じ方向に動かし、流れのパイプを拡張する必要があります。


そのためにはどうしても「物語」が必要で、質の高い「物語」を書くためには、大胆かつ新鮮な分析が必要なのです。


分析を行う際には、各種のフレームワークを用います。質の高いビジネス書やら評論やらを読むのは、使えるフレームワークの数を増やす意味が大きいと思います。


ただ、「とりあえず」でフレームワークに当てはめた分析を行った後には、「考察」とか「解釈」という作業を行う必要があります。どんなにシステマチックに分析を行おうとしても、この考察・解釈の部分でヒラメキを要求されます。


そもそも分析というものは、かなり「データ対話的」な性格が強いと思うのですが、今日は結構うまく行った。 いい話を複数個引き出しました。


やっぱり現場のデータは最高です。グルインやったのは会議室ですけどね、ははは。


なべの答え: べたですが、現場(会議室)で対話を行います。