[]幸せになるためのイタリア語講座
「幸せになるためのイタリア語講座」
題名だけにつられ、何の予備知識もなく観たのですが、これはヤバイかった。Goodです。
途中までドイツ映画だと思ってたんですが、デンマークなんですな。 ま、どっちにしろ、出てくる人々がちょっとづつ不幸なんですよ。 この辺はゲルマンっぽい感じがしたので、ドイツ映画だと思ってたんですね。 「暗い・救いがない」みたいな。
このちょっとづつっていうのがポイントで、幸・不幸の落差がそれほど激しくなく、大どんでん返しっていうシナリオもないので、コントラストはそれほどついていないのですが、それでもよく出来ている作品でしたねえ。
これはキャラクターの作り方と、「幸せになる為のイタリア語」っていう、アホっぽい設定のおかげですかね。
まー、いづれにしても面白かった。 エンディングのタイミングも上手い。「FIN」が出た瞬間に、家で1人で観ていたのですが拍手しました。
第51回ベルリン国際映画祭 銀熊賞、
FIPRESCI (国際批評家連盟)賞、エキュメニック賞、
ベルリナー・モルゲンポスト読者賞 各受賞