[]姉のいた夏、いない夏

姉のいた夏、いない夏



キャメロン・ディアス


希望に満ちてヨーロッパへ旅立った姉は,遂に帰ってはこなかった。あまりに突然で、あまりに思いがけない死の知らせ……それから7年、妹は姉の死に隠された真実を求め、彼女の足跡をたどる旅に出る。それはこの世から忘れ去られたかけがえのない物語を蘇らせるための旅。そして今の自分を卒業し、新しい自分に出会う旅。


これは普通の人は退屈するんじゃないですかね。


ちなみに、僕も例外なく退屈しました。 


特別な存在だった姉が、「ちょっと背伸びをした(そして、その結果自殺を選択せざるを得なくなった)」普通の女の子だったということに気づき、自らも「普通の女の子」として成長した。


ってところでしょうか。 女の子だと、どこか共感できるところがあって感情移入するのかもしれませんが、僕にはなんとなくそういう感覚がふんわりと分かっただけで、それ以上ではありませんでした。


残念。