[]少女ヘジャル

少女ヘジャル



クルド人少女とトルコ人の老人とのふれ合いを描いた感動作」


とありますが、どのへんが「ふれ合い」なんだろう、というのが感想ですね。


最初から最後まで少女は老人を拒絶しています。(最後は「行かないでくれ」という老人を置いて、元の場所に戻ってしまう) 民族と民族との対立を象徴しているのだと思うのですが、少女と老人という世代のまったく異なる人物2人を使い、少女が拒絶する、という構成をとっているところが上手いな、と今になって思います

トルコには旅行で一度行ったことがあるのですが、あの国がこんな民族問題抱えてるなんて結構意外ですね。表面からは見えないですね、ほんと。


ただ、映画としては非常に退屈です。 途中で2回ほど寝てしまいました。