[]運動靴と赤い金魚
週末は、会社の先輩の結婚式で京都へ。
式の撮影を頼まれ、FX1で撮影してました。人が良い先輩らしい結婚式で、ちょっと感動。 結婚なんて、当分しないだろうな、と思っていましたが、やっぱり感化されますね。
式後は、また会社の大先輩が「おまえと京都で飲むことなんてめったに無いだろうから」と誘ってもらい、深夜まで河原町で飲み、一泊して東京に戻りました。
天気も良く、空気も澄んでいたので、機材があれば写真撮影してから帰りたかったなあ。
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「運動靴と赤い金魚」
たまーに人生やり直したくなるときがあるんですが、こういう映画を観ると、子供をやり直したくなります。
子供の心理と兄・妹の心理を同時に描写した秀作で、ストーリーはとてもシンプルですが、心に訴えるものがあります。
子供から見ると、母親とか父親って言うのは、とても怖いもので、特にこの家族のように、日常的に子供が家族の仕事の手伝いをたくさんしなくてはならないような環境では、親の権威って言うのが結構怖いものです。
無くした運動靴のことが言えず、それでも妹を思いやるストーリーと、うれしい時には満面の笑みを浮かべ(金色のボールペンもらったときとか、マラソン大会の話を聞いたとき、とか)、悲しい時には涙を流す(運動靴をなくしてしまった時とか、マラソン大会で3位になれなかったときとか)、子供の感情の純粋さに心洗われます。
僕には、こういう純粋な気持ちの時代ってあったんだろうか、と思うと、ほんとに人生やり直したくなります。