「東京のイタリアンは世界で3番目くらいに旨い」仮説



だれか、この仮説証明してくんないかなー。



厳密には証明不可能な仮説なんだけど、この仮説、正しい気がしてしょうがないわけです。



もし証明しようとすると、まず、誰にとって旨いかを定義しなくちゃいけなくて(母集団が何なのか定義)、多分世界平均ということになるわけでしょう。



その段階でサンプリング不可能だろうなー。母集団が50億人くらい居るということは、無作為抽出で何人集めればよいのか。1万人くらい集めればいいんですかね。(検定関係強くないのでわかんないけど)



地球上から無作為で1万人集めるなんて、むりだーな。まず。



さらに、どの店を選ぶか、これまた無作為抽出するんかね。「旨いといわれている店」を選んできたら、その段階で恣意性が入ってしまうから、やっぱりイタリアンといわれているカテゴリーの店の中から、地域別に何サンプルか選んできて、それを食べさせるんだろうなー。



さらにさらに、「イタリアン」と一口に言っても、前菜のことなのか、パスタのことなのか、メインの料理のことなのか、デザートのことなのか、これまたよーわからん。フルコースにして食べさせても良いけど、何を出すかを料理人に選ばせると、これまた恣意的だから、やっぱりこれもランダムに組み合わせて食べさせるんだろうな。



料理を食べさせる順番も、順序効果が出るとまずいからランダムにして、とかやってると、もうわけわかんないね。





つまり、こんな仮説立てるやつが間違っている、と。そういうことになるわけだろうけど、しかし、どーしてもこの仮説を証明して欲しいわけです。なんでかというと、ほんとに東京のイタリアンはおいしいと思うから。



今週、イタリア行った時、当然イタリアンを食べたわけですが、これははっきり言って比較の対象にならんわけです。何せ1人なわけなので、気張ったところには入れないんだ、これが。



というわけで、この仮説、まだ立証できてないわけですが、とにかく東京のイタリアンは旨いわけです。 帰ったら、そっこーヴィノタリア行こ。