[]ヤンヤン 夏の思い出 (2000)

ヤンヤン

台北に住む5人家族、それぞれのストーリーが断片的に展開されていく都市の物語。



ホウ・シャオシェンの「珈琲時光」もそうだったけど、台湾の監督が日本を舞台に映画を撮ると、非常にゾクっとする。早稲田の都電とか熱海とか、みょーに昭和ちっくな空気を描写するのが上手くて、変な懐かしさを感じるわけです。



ヤンヤンの台詞が印象的。「後姿はじぶんじゃ見られないでしょ?」だって。





□2000年 カンヌ国際映画祭

  監督賞:エドワード・ヤン