[]フォレスト・ガンプ (1994)

言わずと知れた１９９４年のアカデミー賞作品賞受賞作品



「ショーシャンクの空に」は、フォレストガンプの為にアカデミー賞無冠に終わっています。ほかの年だったら、確実にショーシャンクはアカデミー賞取ってると思うのですが、まあそれくらいフォレスト・ガンプはすごかったということです。



久々に観たのですが、何度観てもこの映画はすごいですね。



ハンディキャップ（知能遅れ）を持った主人公が、社会・経済的には成功していくというベースのストーリーが一方で流れ、歴史的な有名人の映像との合成映像で笑いを取りつつ、最後は「人生はチョコレートBOX」。



「死は人生の一部である」という聖書にも書いてある（コヘレットの書の三：2にあるように、人間には生まれる時があり、死ぬ時がある。私たちの中の賢者は自分たちの月日を数える義務がある（詩篇九十：10））テーマを描ききります。



これぞまさに優れたアメリカ人、という感じでしょうか。　作品のテーマも、構成も、脚本も、役者も、極めて高いレベルで完結していると思います。