[]WEDGE vol.18
新幹線で出張していたときからちょい気になっていたWEDGE。
この間(っていっても結構前だけど)、成田かなんかから帰るときに初めて買ってみました。
で、結論。
もう二度と買わないね。少なくとも自分が興味を持って読む雑誌ではないです。
この雑誌は、オヤジがカタルシスを得ることを目的に編集されている雑誌ですね。70年代〜80年代くらいに会社勤めをしていて、技術力を磨きモノを作り、輸出して莫大な貿易黒字を得る経験をした人が昔のプライドを保持する為の雑誌と見ました。
この号のトップ記事はとてもひどい。オヤジの日本へのプライド表現が抑えられなかったようです。「日本と英連邦の民主主義ネットワークで世界の安定を目指せ」っていうタイトルが付いて、英国上院議員のデービット・ハウエルという人のインタビューが載っていましたが、内容はどの辺が「日本と英連邦の、、、」なのかが理解できない。
実際に言われていることは、「今こそ、国連でもなく、アメリカ主導でもない、英連邦の価値が出るときなのだ」というイギリスの勝手な話で、一瞬だけ、「日本とも連携を深め〜」という言及がなされているに過ぎません。そんなインタビューに「日本と英連邦の、、、」という羊頭狗肉なタイトルをつけてしまうところに、どうしても日本を中心に考えてしまうオヤジのメンタリティが出ているようです。