[]会社をサッカーに喩えると?

後輩の○が○し君が、すげー古いブログにレスをくれたので、久しぶりに自分の昔の文章を読み直す羽目になったのですが、サッカーっていうのは会社組織を喩えるメタファーとしてはとても面白いのです。





営業=フォワード

得点(売上)を上げる人達。日本代表FWのように得点力がないと嫌われます。また、「点が入らないのはオフェンシブハーフが良いボールを回さないからだ」などというFWも多いのですが、得てしてこの手の発言をすると嫌われ、途中後退を命じられることが多いように思います。(異動、リストラ、など洒落にならない)



逆に、優れたフォワードは、ポジショニングセンス(競合他社との、、、という意味もあるが、得てして社内でのポジショニングセンスの方が重要だったりする。。。)が優れていたり、切り込むスピードや強引さに優れていたりします。



商品企画=オフェンシブハーフ

この辺は会社によると思いますが、後ろで戦略的にゲームを組み立てていくことが求められます。メーカーの場合はここがしっかりと良い球を供給できないと負け試合になる確率が高まってしまいます。なんだかんだ言って、チームの柱です。



管理=バック:

守りの要です。とは言っても、守っているのはバジェットと呼ばれる売上や利益の経営数値で、ここが厳しければ厳しいほど会社は安定しますが人間的には嫌われます。最近のシステムでは、サイドバックはオーバーラップして攻撃に参加することを求められており、積極的な攻撃参加をしてくる管理も増えました。(しかし、正確なクロスを入れられる管理はそう多くはないのですが、オーバーラップして薄くなったところをカウンターで狙われるケースも続発しています)







まー、そんなこんななのですが、最近のサッカーのシステムでは、ボランチの役割が重視されるようになったり、フォワードも役割を分化させていて、トップ下にシャドーストライカーのような人を置いたり、とチームの人材状況と戦略に合わせて様々な布陣が組まれています。



マネージメントの仕事の一つは、人材の適正配置と組織構築なので、4−4−2だとか、4−1−3−2だとか、まーいろいろシステムを考えているはずなのです。意外に、ベンゲルとか社長に向いていたりして。