[]ロストバゲッジ続き

まだやってますロストバゲッジ。





しかし、今回の一件で学習しました。それは、世の中には助けられる人と助けられない人が居るということ。



ちなみに、この場合の「れる・られる」はCANのほうのれる・られる、です。



空港にロストバゲッジの係員は大勢居て、そのうち60%の人は「助けてくれよう」とします。ところが、その60%のうちの57%の人は、うまく助けるノウハウが無くて、助けられないのです。具体的には、システムの検索の仕方が下手だったり、過去に似たようなケースを経験したことが無い、などの理由で、「だめだ、がんばったけど、これ以上あなたを助けられないということを言います。



今日、システム上は必ず僕の荷物が存在するはずのミラノの空港に行きました。



ロストバゲッジの墓場に連れて行ってくれたり、いろいろやってくれる人は何人も居たのですが、結局最後は全員さじを投げました。ところが、最後の最後に話したおっさんは、3分もしないうちに、僕の荷物の行方をシステム上で発見しました。



同じシステムを使っているのに、です。 なんでも、ヒースローから送られる際にラベルを張り替えられたらしく、システム上に2重に荷物が登録されていたそうです。



まあ、このおっさんの努力もむなしく、まだ荷物をゲット出来ていない(そして戻ってくる可能性は限りなくゼロに近い)のですが、色々勉強になりましたね。



一応システム上は、ミラノからイスタンブールに転送されたことになっているので、明日イスタンブールで最後の検索をします。



たらい回しにされるのも慣れたし、しつこく食い下がった後に、「じゃあ向こうに聞きに行きます」というと満面の笑顔でがんばってと言われる(クレームが消えてよかったーという笑顔にしか見えない)のにも慣れました。



勉強にはなったけど、二度とこういうのはごめんですね。