2007年:ミタツBUTヘンカ、の一年

onnanohito

2007年を終わるにあたり、元旦に書いたブログを見直してみました。



完全にミタツ(未達(=いまだ達成しない))です。



なぜ、未達なのか?



目標が高すぎた?



いや、そんなことはありません。



一番の問題は、具体的な行動目標(に関する記憶)が途中で欠落したことです。全体の目標を作って細かい行動計画に落とし込む、というやり方をしたのですが、細かい行動目標を247念頭において生きているわけでは無いので、どこかでそれが欠落して行ってしまいました。



知識職人として立つ、という目標は一時も忘れたことは無かったけれど、その目標を充分に達成する何かが出来たかと言われると、ちと辛い。





「未来は過去の延長線上にしか無い」し、「将来は自信の上にしか構築されない」し、「自信は自分の実績からしか生まれない」と、ここ10年くらいは信じています。



寝言は良いから実績を見せろ!



自分を叱りながら来年はやっていこうと思います。





○今年を振り返ると、、、





1月〜6月:

出張が多いのに辟易しながらも、本を読み・映画を観、色々考える努力をした跡が認められる。面白いのは、自分の昔の意見を今読み返すと、結構新鮮な発見があったりすること。あと、書評などは、特に古典を読んだときの感想に新しい発見がある傾向がありますね。



投資を始めたのもこの時期。



これは今年最大の成果の一つ。投資行為とは、調査・分析の付加価値をお金に換算することだ、ということに気づいた一年でした。新聞が何を書こうと、評論家が何を言おうと、集めたデータから導いた分析結果に従うことが大切だということが理解できました。



失うリスクがある、という意味では博打と同じだけど、基本的にゼロサムゲームをやっているわけではなくて、お金を回すことで生まれた余剰の分配に預かっているので、確率の高い投資手法で投資行為を行っていれば、あとは投資回数を増やすことによって、ある一定の収益パーセンテージに収斂されていくということが理解できました。





7月〜12月:

自分的には逆境の半年だったと思っていますし、この逆境状態は今後ももうしばらく続きそうです。



赴任です。



地域としてもポジションとしても、身の丈にあっていない立場になったと思っています。そのギャップを埋める為に必死で努力をしたけれど、10月には精神を病むんじゃないかというストレスがかかり、周りに結構な迷惑をかけたと思っています。



まあ、でも、次のレベルに成長をする為には必要な通過儀礼だと信じて、もうちょっと頑張ろうと思っています。





来年もよろしくお願いいたします。