[]Eugene Onegin

観に行くつもりは無かったのですが、当日券があったのでRoyalOperaHouseへ。チャイコフスキーのEugene Oneginを観ました。



前日が遅かったせいか、かなり眠くて、途中の記憶が無いのですが、これはオペラで表現するのは難しい素材な気がします。ストーリーが単純なので、そこに深みを持たせる為には細かい工夫がかなり必要なように見えますね。



舞台演出は素晴らしいですね。



フィルムスクリーンっていうのかな。オープニングで幕が開けると、大きなスクリーンにうずくまっている人が大きく書いてある絵が出てくるのですが、このスクリーン、実は光の加減で後ろが透けるようになっていて、これをうまく使って心象風景を表現していました。



観ないとわからないと思いますが、簡単に言うと透けたスクリーン（うっすらと絵が見える）の後ろで演技をするようなシーンが幾つかありました。非常に効果的だと思います。