これは映画を先に観てから原作をチェックした本です。筒井康隆ですね。
人の夢を画像として記録したり、それをビデオのように後で再生したりするPT機器というテクノロジーを使って心理療法を行う、千葉敦子/パプリカを主人公とした話です。
DCミニという他人の夢にジャックインすることさえ出来る機器をめぐる、精神医学研究所内の権力争いに、映画よりも大きな焦点が置かれているようですね。
それにしてもこの人は色々なことを良く知っていますね。色んな知識が出てくる、出てくる。。
最後の方は筒井康隆っぽい、ドロドロ・グログロの方に突入していきます。