[]華麗なる一族 (山崎豊子)

華麗なる




**ネタばれ注意**



山崎豊子、結構読みましたねえ。



権力欲と青年的純粋な意思がぶつかって、純粋な意思の方が挫折する構造が多いですね。しかも、この権力側が、何かを成し遂げる為の権力ではなくて、単純な権力欲が増大したものとして書かれているので、読後にやりきれない気分になります。



二つの祖国を読んだあと、しばらく山崎豊子は良いかな、と思っていたのですが思わず買ってしまい。週末に夜なべをして一気に読みました。