[]円 (Saint-German Des Pres:蕎麦)
前回のパリでも行きましたが、今回もやっぱり行きました。
僕が知る限り、ヨーロッパで手打ち蕎麦をメインで出してくれるのはここだけ。ロンドンの蕎麦は和食屋の〆料理でしか出てこないし、その他の国でも蕎麦屋っていうのは聞いたことがないですね。
蕎麦屋で日本酒を飲みながら時間を使うのが粋で好きなので、今回も冷酒とちょっとした小料理をオーダー。これはホタテの梅肉あえだったかな。
冷酒を入れる切子とか枡とか、そういう食器もちょっと気が利いていて、それが粋な感じを引き立てます。
蕎麦はいつもの通り鴨せいろで。せいろ、3枚頂きました。
相変わらず空気感のある蕎麦で美味しく頂きました。日本では美味しい蕎麦屋は結構あると思いますが、ヨーロッパではそんなに無いので、ここは本当に貴重。
ただ、客層が7割方フランス人で、ズズズッと勢い良く蕎麦をすするのがためらわれるのがちょっと残念かな。フランスの人は食に対しては、好き嫌いせずに色々とトライする傾向が他の国の人よりも強いように思うんですが、ズズズッと蕎麦をすするのはしないですね。聞くところによると、物理的に出来ないのだとか。
ほろ酔い気分で夕方の市内へ〜。