年末の企画展で、残念ながら1月の頭で終わってしまったのですが、Francis Bacon展を見にTate Britainに行って来ました。
噂には聞いていましたが、これは気持ち悪い。
体の一部を描かない手法、灰色の背景に紫のスラッシュ、キューブの中の人間、とかことごとく不安と孤独感を想起させる絵でした。
というか、寄生獣の世界ですね、これは。絵のタッチもなんか似ているし、「肉の塊」として人間をまず捉えて、そこから社会を描写していくやり方が、とても寄生獣を読んだ時の感覚に近いです。
結構混んでいたんですが、イングランドの人はこういうのが好きなんでしょうか。