[]天国まで100マイル (2009)

100mile




浅田次郎の原作の映画。 帰りの飛行機で観る映画が無くなってしまったので、普段であれば飛行機では観ないのですが、この手の映画を観ました。



気圧のせいか、飛行機の中ではアクション系のどうでも良い映画を観て途中からぐっすり眠るというパターンが多いように思います。



ストーリー的には、どうなのかな。僕にはちょっと登場人物一人一人の厚みが薄いように思いました。主人公(時任三郎)は大きな設定としては人生山あり谷ありでストーリー性に優れていますが、それが演技・演出で深まっていないように思うし、兄弟たちがなぜにこれほど冷たいのか、もいまひとつ納得感が無い。



全体的にぱっとしない中で、大竹しのぶの役設定と演技は目を引きますね。幸薄い女性で、なんか昭和の臭いを感じました。