[]千本ノックは野球技術の向上に役立つのか

野球部ではないので知りませんが、千本ノックというのがありますね。守備練習だと思いますが。ああいう練習方法は技術の向上に役に立つんでしょうか?



おそらくパターン化の練習だと思うんですね。 同じ課題を連続して何回も解くことで、その課題を認識したときにパターンとして処理する能力を身に着ける、という。千本ノックというとちょっと精神論の香りがして怪しく思うのですが、パターン化は技術の向上に役に立つのだろうと思います。



また、カランの話なんですが、あれは千本ノックですね。質問文が次から次へと飛んできて、それに対してオウム返しのように回答をすることが要求されます。これが結構大変で、まだ3回くらいしかやっていませんが、脳みそが息切れするんですね。



脳みそが息切れするって感覚わかりますか。突然、頭が情報をシャットダウンするんです。聞かれた質問文が聞こえているのに意味として理解するのを一瞬拒絶する感じです。時間にして1秒くらい。



これは面白い現象ですね。



これで頭の中の言語インフラがどう変わるのかは判りませんが、負荷がかかっているのは事実です。筋肉は負荷と回復のサイクルを経て発達します。脳みそも同じ仕組みと考えれば、これで何らかの変化が頭の中に起こるはずだと思います。