[]グッゲンハイム美術館(ビルバオ)に行ってきた





日本帰国直前にビルバオに行ってきました。



パリでバスク料理の店にフラッと入ったら意外に美味しかったのと、バスク地方というのは一人当たりGDPが3万ドルを超えていて、スペインの中で最も豊かな地域である、ということを聞いて、それは是非行ってみなければと思っていたのでした。





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グッゲンハイムは、NYでもいったのですが、あまりにもわけ判らない現代美術に圧倒されて上からぐるぐる降りてくるうちに気分が悪くなり、1Fでゴッホを観た時に本気で「救われた!」と思ったものでした。



アムスでぴんとこなかったゴッホの価値にNYで気づくという不思議な体験をしたことを覚えています。





さて、ビルバオのグッゲンハイムは、どちらかというと建築系がメインのテーマのように思いました。



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行ったときはちょうど、Frank Lloyd Wrightの企画展をやっていました。



この人のコンセプトはスターウォーズとかでよく見るアメリカのSFの元ネタのように見えますね。



ビニールハウスのような印象があって、合理性というものを簡単に考える、すなわち、縦横斜めをしっかり組む、とか、らせん状の構造を作る、とか、そういう組み方が根本にあるように見えました。



UFOというのは、この人の想像の産物に違いないと思いました。



後、良いなと思ったのは、Wolfgang Paalen。Kandinskyかと思って足を止めたんですが、線にスピード感があって、なにやら深海の生物のようなものを描いていたのが心に引っかかりました。







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カフェも微妙におしゃれ