[]これからのキャリアの築き方

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金曜日は今の会社の同期の送別会で西麻布の権八に行ってきました。もともとニューヨーク大学の研究者で、コンサルタントとして日本に戻ってきたのですが、会社内の研究機関のようなところに転勤になるのでまたニューヨークに戻るとのこと。



転職の場合、同期といっても、年齢やバックグラウンドはばらばら。



特に中途採用で入ってくる人には一人として同じバックグラウンドの人がいません。

MBAを取って入ってくる人もいるし、大手・ベンチャー問わず事業会社から来る人もいるし、医者や会計士や弁護士や研究者からの転身を図る人もいます。



この彼はかなり変わった人なのですが、彼のような人生の選び方が出来る人が日本の中にもっと増えてくると、日本ってもっと活力があって面白い国になるんじゃないかと思います。



ちょっと前までは「人生のレール」という言い方がありました。社会での「成功」という定義が今よりももっとはっきりしていて、どういう学校を卒業してどういう会社に行くことが「成功」するために必要なのかがわかりやすかった。彼の場合、ことごとくその「人生のレール」に反した選択をしているけれど、グローバルでみたら大変優秀で、未来も開けているように見えます。



高校で日本を飛び出し、その先の学位は海外で取得。キャリアのスタートも海外。



10代の頃に無理をしてでもそういう選択をした方が、これからの時代では活躍できる可能性が広がるんだろうと思います。



人格形成まで日本で行ってきた自分がこれからの世の中でどういうポジションを取っていくのか、そのためには今何をしないとならないのか。



自分は厳しい立場に置かれているのだろうと思います。