ブランドの歴史の一旦が分かった(「イヴ・サンローラン」を観た)

ysl_documentary_01






映画公開の初日にイヴ・サンローランを六本木のTOHOシネマで観ました。



映画の内容もさることながら、この映画を観に来ている客層が面白かった。結構目に付いたのが、60歳前後のおしゃれなおじさん。 襟元にシルクのスカーフを巻いて、ジャケットをさらっと着こなしている感じのおしゃれな方が結構いました。 



イヴ・サンローランっていうブランドはこの世代のおしゃれな人たちの為のブランドだったんだろうな、と感じたひとこまでした。



映画のほうは、イヴ・サンローランを支えた恋人のピエール・ベルジェの語りと、二人が収集した美術品のコレクションの競売のシーンが折り重ねられていく形で進んでいきます。イヴ・サンローランの人生に迫るというよりは、ベルジェの思い出と、孤独が描かれていく感じで、感傷的な作りになっています。



内容が無いと思う人もいると思いますが、正直あまりなじみの無いブランドの歴史の一旦が見られたので面白かったかな。