[]和食にワインを合わせると客が増え客単価も上がる(六本木「小田島」)

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ここ、ちょっと前から行こう行こうと思っていたんですが、店名が怖いので行くのを躊躇していたお店。



妙なストレスが溜まった金曜日に、思い立って行ってきました。



割烹にワインを合わせる、というのがコンセプト。



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結論から言うと、ここは年配のお金持ちのおじさんが若い女性と来るお店だと思います。



料理は割烹ですが、レベルとしては中の下くらい。この程度なら家庭でも作れます。うちの近所の和田さんの店の方が料理の質は断然上。



しかし、大変な繁盛店で、かつ客単価がめちゃ高い。1.5〜2万円くらいになります。



繁盛しているのも客単価が高いのも、理由は明白でお酒の中心がワインだから。



おじさんは和食の方が安心ですが、女性を誘うにはワインの方が好ましい。六本木でワインとあわせる割烹、っていうとやっぱりちょっと際立ちますね。金曜日でしたがおじさんと女性の予約で満席でした。



さらにワインは単価が高い。料理に合わせて次々にグラスを変えて出してくる(少量なので飲めてしまう)んですが、一杯1,000〜1,500円くらいだとして、5杯出したらそれだけで5,000円〜7,500円行きます。これが日本酒だと1合をお猪口でちょびちょび飲むので、ここまで単価は上がりません。



そういうわけで、このお店はコンセプト勝ち。



料理がイマイチだし、フォアグラと大根の煮物に合わせたソーテルヌを除くと、ワインも酸味の強いものや、カリフォルニア系の樽香が強すぎるものなど、なんかバランスが悪いものが多かったので、僕はもうここは行かないと思います。