[]個人資産=人的資産+金融資産という考え方(「ほったらかし投資術」)

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山崎さんが色々なところで言っている考え方でとても大切だと思うのがこの話。



個人資産=人的資産+金融資産



計算すると凹むので絶対にやりませんが、人的資産というのは要するに自分のこと。継続的に給料を稼ぎ出しているわけなので、それを現在価値に割り引けば、自分の価値がいくらなのかは計算ができます。



若いうちは、人的資産の方が金融資産より大きくなります。先々長いことお金を稼ぐわけなので。とすると、若い段階ではこの人的資産の資産効率をいかに上げるかということが重要になります。こちらに注力したほうが効率的に個人資産全体が拡大する。



金融資産のほうは、割とリスクをとっても問題がないのですが、注意をしなくてはならないのは、こちらにあまり時間を使いすぎないこと。デイトトレードのように、金融資産を弄繰り回すことに注力しすぎてしまうと、そっちの方が気になって人的資産を毀損することに繋がりかねないというのが、この本の主張です。



これは確かにおっしゃるとおり。そういうわけで、相場が気になって仕事に集中できない、というような自体を避けるためには、



・個別株よりもインデックス投資をしてモニターしないとならない情報を減らす

・毎月など、等間隔で買い増しをすることで、相場の上がり下がりに一喜一憂しない

  ・この方法だと相場が上がれば当然うれしいし、下がってもお買い得になるのでうれしい



という投資スタイルを取るのが良いとのことです。