[]All About My Mother
「All About My Mother」
これもすごい映画でした。
しかし、直感で理解するのはちょっと不可能ですね。女性は直感的に共感する部分があるのでしょうが。
唐突にやってくる息子の死を胸に、マドリッドからバルセロナへと、息子の父親に再会する旅に出るのですが、そこで様々な「形態」の女性と再会・出会いがあり、マヌエラ(セシリア・ロス)という女性のすべてが描写されていく作品。
「息子の死を乗り越えて」ということは最後まで無いように思いますが、人格の描写が緻密で、1人の女性の人生を見た、という感覚が残りました。
魅力的です。
アカデミー賞1999年
外国語映画賞
カンヌ国際映画祭1999年
監督賞
ペドロ・アルモドバル