[]ニューヨークの恋人

ニューヨークの恋人の恋人



メグライアンのラブコメ


19世紀からタイムスリップしてきた伯爵と現代でマーケティングリサーチの会社に勤めるメグライアンが恋をする、という設定。 タイムスリップという設定はおいておいても、もう少し繊細な感情変化の描写が欲しかったところですね。

ケイト(メグライアン)もレオポルド(ヒュージャックマン)も、恋に落ちるまでの心理変化の過程がよくわからん。 多少唐突な気がします。


まー、でも、この映画のキモは、19世紀でもモテる伯爵のレディに対する振るまいだと思いますね。


身のこなし、食事のテーブルでの振るまい、教養、誘い方、謝罪の仕方。 途中で、メグライアンがバックをひったくりにあいますが、それを取り戻すために、白馬で追いかけるんですねー。 まさに、白馬の王子さま。


ケイトの弟がうまく女の子を誘えないのに対して、

「君はなんでも茶化すから良くない。誠実さが重要だ」

みたいなことを言うのですが、ある意味、理想の男像なんでしょうね、これが。