[]なぜ、この企業に惹かれるのか

昨日はあまりの体重増にショックを受け、フィットネスへ駆け込み。


久々に細胞の中でミトコンドリアが燃える感覚を得ました。今日は体が切れています。そういえば、燃えるといえば、通訳訓練の最中の左の脳みそ。頭が燃えるとはまさにあのことで、耳は真っ赤、頭の中の血管がどくどく言うのが実感できます。30分もやるとオーバーヒートして、口が上手く回らなくなりますが。

ご希望の方はぜひ


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なぜ、この企業に惹かれるのか


川島さん、結構短期間で出版しますね。

インタビューと感想文で本を書いているとは言え、本屋に行くたびに新刊が出ているような気がします。

アップル、資生堂ユナイテッドアローズ、ホンダ、カッシーナ・イクスシーという、業界も規模もまるで違う5社の魅力をインタビューから洞察する本

業界も規模この5社、共通の特徴は川島さんの感性に訴えた、というところでしょうか。

なので、本の内容としては、?その企業側の魅力と、?川島さんのコメントの魅力、の2つに分けて評価する必要があるでしょう。

いずれにしても、ブランドやレピュテーションは、途中までは理性で、最後の詰めは感性で作るもので、川島さんはさすがにアパレル関係のバックグラウンドから話をするので、毎回結構気の効いたことを言います。

今回とりあげられている5社の中では、?企業の魅力としては、資生堂ユナイテッドアローズの2社が、?川島さんのコメントとしては、アップルが参考になります。

資生堂の「ものづくり」の原則

1.「N=1の声に神宿る」−顧客の小さなつぶやきを見逃さない良い目と耳を持つこと
2.「”三現主義”こそがリアリティを生む」−現場に出て、現物に触れ、現実を知ること
3.「問題と寝る」−セレンディピティは決して偶然には起こらない。寝るときですら、かたときもはなれず問題と向き合い考え抜く

や、ユナイテッドアローズの栗野さんが、いまでも接客をし、洋服屋(商店)思想を持ち続けようとしている、という話なんかはいい話ですね。