[]百年の愚行 (2002)
レヴィ・ストロースの寄稿部分が読みたくて買った本。
20世紀を振り返り、21世紀の地球を考える100枚の写真集で、2003年ニューヨークADC賞を受賞しています。
メーカーでマーケティングの仕事をするものにとっては目をそむけたくなる類の本です
悪魔パーピマンがいった、
「子のあるものは子について喜び、また牛のある者は牛について喜ぶ。人間の執着するもとのものは喜びである。執着するもとのもののない人は、実に喜ぶことがない」
師は答えた、
「子のある者は子について憂い、また牛のある者は牛について憂う。実に人間の憂いは執着するもとのものである。執着するもとのもののない人は、憂うことがない」 (「ブッダのことば スッタニパーダ」中村 元訳)
というところに落としどころを持っていかれると反発したくなる。
そんな本でした。