[]ミスティック・リバー (2003)

ミスティックリバー

サスペンスが成立するためには、納得感が必要だと思うんですけど、どうですかね?



・意外性(結末)→必要要素

・納得感(ストーリーの論理的整合性)→無いとサスペンスとして成立しない



で、ネタばれになりますけど、デイブが殺されるのは良い。ティム・ロビンスの演技もすばらしく、哀愁を感じさせるに十分でした。でも、結局肝心な最初の殺人=ケイティがどうして殺されなければならなかったか、という理由がまったくもって納得感が無いよ、これ。



伏線はいろいろと張っているし、ストーリーの意外性もある、と言えばあるんですけど、肝心な殺人に納得感が無いので、それだけで視聴後に怒りが溜まってきます。





2003年アカデミー賞

 □主演男優賞:ショーン・ペン

 □助演男優賞ティム・ロビンス