2時間に収めるにはちょいストーリーが多すぎたかな。
登場人物がいろいろと心変わりをしますが、その変わり方が唐突に見えるね。ジェットリーの田舎生活での心境の変化しかり、友達が上海まで尋ねてきて、なんとか体育会を設立するときしかり。
「結局、武術には何ができるんだ?」っていう、結構面白いテーマが出てくるけど、それに対する答えも出てない。逆に、「中国人と日本人」とか「東洋と西洋」とか、もう使い古された精神的なバウンダリーの強調が多くて、結構辟易してしまいました。
中村獅童 、なんかいい人(=おいしい役)になっちゃってるけど、こんなんで良いんでしょうかね?