びっくりするくらい救いの無い映画。
アル・パチーノ演じるトニー・モンタナの成り上がりっぷりもすごいですが、破滅っぷりもすごいです。観ているほうにとっては、破滅への道筋がとても明確に見えているので、途中から「あちゃ〜、そこでその発言はやばいっしょ〜」、「あちゃ〜、そこでその行動はまずいっしょ〜」の連発です。
で、トニー・モンタナというキャラクターは、本人が序盤で言っていたように「曲がったことが大嫌い」なので、「あちゃ〜」のとおりに行動してしまい、結局、最後は派手に玉砕します。
正直にまっすぎ生きていれば良い、というわけでは人生無いよね、というメッセージ、、、でしょうかね。