[]クーリエ・ジャポン 2月15日号

クーリエジャポン0215

今号も衝撃の事実一杯。



カバーストーリーは「中国が変わる」でしたが、一番面白かったのはアメリカのプリンセス・ブームの話。ディズニーの「プリンセス・ライン」の売上は、01年から06年の5年間で3億ドルから30億ドルまで10倍となったのだそう。



記事では、70年生まれのユニセックス世代の親が子供に期待する「完璧な女の子像」との関連性を書いていますが、「誰からも愛される可愛い存在でありたい」というのは本能的な人間の欲求だと思いますので、たまたま表面的に目立つ現象になっているだけだと思います。



それよりも興味を引かれたのが、プリンセスとピンク色とのつながりについて。



今では日本でもピンクと言えば女性的な色という印象をもたれていますが、もともとは「淡い赤」であり男性的な色だったのだそうです。それよりも「聖母マリア」「貞節」「献身」を表現するブルーが女性的な色として1930年代くらいまでは感じられていたのだとか。 ピンクが今のピンクになったのは1980年代だ、と筆者は言うのですが、どうなんでしょうか。



興味深いですね。