[]日本無責任時代 (1962)

日本無責任時代

僕らも同じ様に企業に勤めているわけですが、この時代の時代の空気とはなんか違いますね。



僕ら、ここまで、やっぱり組織の中で出世して肩書きが着くこと(係長、課長、部長、取締役、社長)にあんまり意味を感じないから。特に、中間管理職になることにまったく意味を見出さない。 課長、部長って、上から言われ、下から言われ、辛いだけじゃ〜んというのが最近のコンセンサスでしょう。



だから、映画の中で、植木均が肩書き的に出世するのを観ていて、僕らは「そうだよね、そうだよね、肩書きなんてその程度のものだよね」と言うように観ますが、昔の人は「こんなに簡単に肩書きがポンポン変わって(=上がって)行くのが楽しい」と観るのかもしれません。





時代の空気はちょっとづつ変わっていく、と。