ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(2001)

ヘドウィグ

シネマライズで随分前に観た映画、3・4年くらい前かな。。改めてDVDを買ったので観なおしてみました。



Velvet Goldmineに通じるところがちょっとあるのですが、映画が語るテーマはまったく別のもの。やはり素晴らしい。何度観ても泣けてくる。



「愛の起源」について語られ、その歌詞の通りのエンディングで締められます。



Tommy GenesisバージョンのWicked Little TownからMidnight Radioへ続く2曲の場面が大好きで、ここでヘドウィグ(ジョン・キャメロン・ミッチェル)の女装無しで歌う姿が出てくるのですが、この場面が映画のエッセンスだと思いますね。トミーを通して同一性を取り戻したヘドウィグが生まれ変わる、と。最後のエンディングがなぜか裸体、というのも生まれ変わりを象徴したのかな、と。



これ系の映画が合わない人にはまったく受け付けられないと思いますが、個人的には非常にお勧めの映画です。





これが「Origin Of Love」 元々はプラトンだそうです。