[]償い (矢口敦子 2001)

償い


医者として人の命を助けられず、家庭を顧みなかった為に妻と子供を失い、大学病院での権力闘争に敗れ、自らホームレスとなることを選択した主人公が、ひょんなことから様々な事件に巻き込まれていく。その過程で、大学生の時に偶然命を救った少年と再会するのだが、、、というストーリーです。



かなり極端な人物設定をしたものだ、と思うのですが、最終的に収束していくテーマが食傷気味なテーマだけに、ここまでの設定をする必要があったのかな、とも思います。



ちょっとこの手の文章を読みすぎかな、と思うようになりました。



しばらく古典に篭ります。