[]かなりオーソドックスな思考のフレームワークの本でした。「考える技術・書く技術」(バーバラ・ミント)

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この種の本の中では相当な古典ということになるのでしょう。1996年の出版ということなので。



物事を考えるときの一つのスタイルである「ピラミッド・ストラクチャー」に関しての詳細が続きます。



課題をツリー状に分解して考えていくスタイルは、最近ではスタンダードなやり方になっているので、もしかしたらあまり多くの発見は無いかもしれません。 それでも僕の場合はいくつか、なるほど、と思うところがありました。



ピラミッドの縦方向はQ&A形式で考えたほうが良い、とか、分析の後の表現の段階になったら、導入部は「状況→複雑化→問い」の順番で書くのが良い、といったパートは、今後ちょっと気に留めておこうかな、と思いました。



個人的には学校に居た時によんだ「ロジカル・シンキング(照屋華子・岡田恵子)」の方が面白かったように思いますが、時間があればこっちの古典の方も読んでも良いかもしれません。