[]当たり前のことではありますが、、、「論点思考」(内田和成)



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正しい論点を設定しないと駄目だよね、というのは当たり前ではあるのですが、なかなか難しいですよね。



「それってどの論点に答えようとしてるの?」という台詞、この1ヶ月で何回聞いたか判らないくらい聞かれました。論点の構造化が頭の中でクリアーに出来ていないと、論点から外れた話を展開し始めることが多くなり、何の議論をしているのかわからなくなります。



この仕事、時間のプレッシャーが非常にきついので、検討違いな場所を深堀している余裕がありません。なので、「それってどの論点に答えようとしているの?」という問いを発することで、議論が横道にそれるのを防ごうとするようです。



「仮説思考」の時もそうだったのですが、「で、どうやって正しい論点を設定する能力を身に着ければ良いの?」という問いが次に来ます。



かなり色々なコツが載っているのですが、駆け出しの身分として明日からでもまねをしようと思っているのは下の2つ。



1.質問の型を身に着ける

   ・なぜ?を5回繰り返す

     ・それが本当に解くべき課題なのかをチェックする

     ・依頼主の本当の意図を明らかにする

   ・依頼主の関心の薄いところを聞く

     ・依頼主が問題を解けないのは見切れて居ない場所が

      あるからだ、と疑ってみる

     ・インパクトのある一次情報を取るきっかけをつかむ

2.20のフォルダーに20のネタを持つ

   ・引き出しの幅をもつ

     ・他業種・他分野のケースに照らし合わせる

     ・判りやすい例を依頼主と共有する