[]ビデオカメラは将来何になるのか?「ビデオ・カメラ子離れのすすめ」(日経エレクトロニクス5月31日号)

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ビデオカメラ市場が激変しているそうで。



自分が大きなビデオカメラを持ってお店に売り込みをしていた時代とはまるで違う市場になりつつあるということを理解しました。 と言っても、自分が仕事をしていたのはそんな昔のことではないのだけれど。。



経営学フレームワークから見れば、確実に破壊的イノベーションで説明される現象なんでしょう。どこかのタイミングで顧客の必要とするニーズを破壊的商品が追い抜いてしまったために、利益を上げる主体が最終完成品メーカーから、より源流のアセンブラーや部品・原料供給メーカーに移って行くのだろうと思います。



と同時に、肝心の顧客ニーズも変わっていているようで、コミュニケーションの素材にするニーズが増えつつある、というのが記事の内容でした。



そうなってくると、単なる破壊的イノベーションの話ではなくなってきて、では、そういう新しいニーズに最も早く対応出来るのは誰で、どうすれば良いのよ、という新しい論点が出てきます。



商品企画の人達は、その論点に答えるべく日々知恵をひねっているんだろうと思います。



手でカメラを持って撮影して、後でテレビやらPCにつないで確認して編集して〜、というプロセスはあまりにも煩雑すぎるので、近い将来に「ああ、昔のビデオカメラっていうのはこういうふうに進化するんだ」というものが出てくるんだろうと思っています。



面白いものが日本の会社から出てくることを本当に期待しています。