[]ホリエモンの「拝金」を読んだ

ホリエモンは、好き・嫌いが世代で結構分かれていると思うんですね。たぶん既得権益の関係だと思うのですが。



30代以下だとホリエモンに対しては同情的な人が多く、40代だと半々くらい、50代以降は嫌いな人が多いんだろうと思います。僕はかなりホリエモンには同情的です。タブーな領域に突っ込んでいったために、実際の問題とは関係なく総叩きにあったんだろうな、と認識をしています。



不当に会社の業績を良く見せた、ということで罪に問われているようですが、これって、株式売却の収益をPLに載せるかBSに載せるか、という話なんだそうで、ちょっと社会的なバッシングの程度と問題の内容のレベル感があっていないように思います。そんなのPL見れば営業利益の下に膨大な利益を計上しているのが見えて、ああ、本業以外で儲けてるんだというのはわかると思うんですが。それがなんで風説の流布になるのかよくわかりません。



事業の内容、事業のやり方の好き嫌いは個人の趣味の問題ですが、こういう時代に下を向かずに「自分は何をやりたいのか」「何を正しいと思うのか」「何がおかしいと思うのか」を主張するという姿勢を見せていることは先ほどの世代の差と関係なく評価されるべきだと思います。