[]一見便利に見えるけど、実は怖いサービス

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仕事の流儀で井上雄彦の特集をやっているのをNHKアーカイブで観て、「バガボンド」の一気読みをしたのをきっかけに、立て続けに漫画を読みました。レンタル先は昔DVDの郵送レンタルで使っていたTSUTAYA DISCAS



ここ、最近は漫画も借りられるんですよね。 佐川急便が漫画を持ってきてくれて、返すときも佐川急便が取りに来てくれる。一冊あたりの料金も、80円とかそこらなので、漫画を買うなんてばかばかしくてやっていられない人には魅力的なサービスに見えます。



ですが、これ、実はとっても怖いサービスです。



というのも、TSUTAYAは延滞料金が恐ろしく高い。返却の時に、いちいち佐川急便に電話をして取りに来てもらわないとならなくて面倒なのですが、実はこの面倒さこそTSUTAYAの利益の源泉なんだろうと思います。



借りるときは20泊21日で80円とかですが、延滞料金は一冊あたり50円/日。大抵の人は、15冊とか20冊とかまとめて借りると思うので、万が一延滞してしまった場合は、毎日1000円くらいの延滞料金がかかって来ます。1週間遅れただけでも7,000円くらいの延滞料金。(うまいイタリアン食えるよ。。。) 



集荷指定しても、「10時〜12時までの時間に伺います」なんていう幅で指定され、最終集荷時間も休日は17時と早め。なので、なかなか返却ができないんですね。 つい最近、「おき場所指定サービス」みたいなものが始まって、玄関前などでも持っていってくれるようになりましたが、オートロックのマンションも多いし、宅配ボックスもオートロック内なことがあるので、誰でも簡単に返せるサービスではありません。



ヤマトだとおそらくセブンイレブンなんかに持ち込めば返却できるんだろうと思うんですが、佐川急便の場合、営業所まで持ち込む必要があって、手軽に返せない。



利用者としてはこれは恐ろしく不便かつ心配なので、早いとこすべての漫画は電子化資本化(読みたいそのときにすぐかりられる&延滞料金も発生しない)してほしいのですが、延滞料金の儲かりっぷりをみると、TSUTAYAが積極的に電子化を推進することはないんだろうなあ。。。



TSUTAYAでDVDの延滞をしたことが一度や二度ではない僕としては、このサービスはなるべく使わないようにしようと思います。