[]観るたびに違う発見が(映画「珈琲時光」)
先週Tatsumiを観て、アジアの監督から見た日本の姿が、ものすごくリアリティを持って見えることに驚きました。 で、思い出したんですが、昔、「珈琲時光」を観た時に同じような感覚を持ったんですよね。日本人が描くよりよっぽど今の日本を上手く表現しているよな、と。
たぶん5年ぶりくらいだと思うんですが、AmazonでDVDを買って週末に家でもう一度観てみました。
やっぱ、この映画はすごいわ。
まったくもって捻りが無くて、淡々とシーンを繋ぎ合わせていくんだけど、どのシーンからも日本の匂いがする。なんとなく昭和っぽいんだけど、でもそこまで古くは無くて、平成の日本のリアルを感じるんですよね。
こういう感覚を切り取れるホウ・シャオシェンってやっぱ天才。