[]これは難しい。。。（テレンス・マリック「天国の日々」）

「ツリーオブライフ」を観てから、テレンスマリックの映画を遡って観ています。



これが３作目。（「ツリーオブライフ」、「シン・レッド・ライン」、「天国の日々」）



今まで観た中ではこれが一番難しかった。結局、監督が伝えたかったメッセージが何だったのか、実はいまだに良くわかりません。



２０世紀初頭の、搾取される労働者と資本家という対立構造があって、労働者の未来の無さ具合がやたらと美しい農業の風景の中で淡々と描かれていきます。



農園主のチャックが若きリチャードギア扮するビリーの恋人のアビーに恋をしてしまい、ビリーはそれを利用してアビーとチャックを結婚させ、束の間の贅沢な暮らしを楽しむものの、結局はそのたくらみがばれてしまい、ビリーとチャックは決闘。



チャックはその場で刺されて死亡し、逃げたビリーも追ってきた警官隊に射殺されて死んでしまいます。



僕が観た３つの作品の中では、これが最も一貫したストーリーを持っているのですが、そのストーリーの中で監督が伝えたかったことが何だったのかが良くわからない。



久々にちょっと難しい映画に出会いました。