園子温を集中して観ていて、これもその一作。
何不自由なく見えて、実は窮屈な生活を送る作家の妻が、大学
助教授の女性を媒介として落ちて行くストーリー。
東電OL殺人事件をベースにしていて、なんでこの人が体を売らないとならないのか?という逆説的なテーマを描いているんだと思います。
が、そもそもこのテーマがあまり逆説的に感じられないんですよね。
まあ、そういうこともあるんじゃないの?と、なんでもありな世の中に慣れ過ぎてしまった、というか。
なので、この映画は特に刺さらず。 やっぱり、
冷たい熱帯魚の方がヤバかったな。