[]来年の企業と社会を考える上での仮説

この先を身の振り方を考える上で、企業と社会に関して自分がどんな仮説をもっているのか。



先ほど、皇居ランしながら頭に浮かんだものを書くとこんな感じになります。



あくまで全部仮説だけど、ここから「自分はどうするのか/どうしたいのか」を考えてみよう。

少し考えが整理された気がします。

(続きは新年に)





(企業を取り巻く環境)

・大半の日本企業は苦境が続く

  −自民党の経済政策は失敗する

  −国内/国外ともに需要が低調に推移する

  −グローバル競合に打ち勝つ構造が出来ていない

  −一部の大手企業からは断末魔が聞こえてくる

・「如何に組織を動かすか」が最重要論点になる

  −戦略は作った。後はやるだけ。なのに決断できない/動けない例が多い

・日本企業に、強いリーダーは必ずしも必要ない

  −日本では「中心が空虚」という構造が好まれる

     −三国志の蜀の劉備は人気だが、本人は必ずしも強くない

     −北斗の拳南斗五車星の将ユリアは何も出来ないが、ゆえに南斗は結束する

     −サーバントリーダーシップ的な考え方がなじむ

  −ただし、グローバル展開する企業は中国皇帝型の専制体制の方が望ましい

・重要なのはファシリテーター

  −かつては「元老」がこの役割を担った

  −分散する拒否権の取りまとめ



(社会を取り巻く環境)

・格差は拡大する

  −製造業は雇用の中心

  −賃金を下げることで国際的な競争力を担保する

  −若い世代はこの状況を心理的に受け入れる準備を始めている

社会保障は破綻する

  −医療費増はもたない

  −年金制度は構造欠陥

  −破綻を防ぐ論理的な解はあるが、実行不可能

・中間集団を如何に形成するかが最重要論点になる

  −国に変わるセーフティネットとして中間集団を形成する流れが強まる

地方分権は必ずしも中間集団形成を後押ししない

  −セーフティネットのための中間集団は、地方政治よりもさらに小さな単位

     −長屋的規模では?

  −中間集団は必ずしも地域と結びつく必要は無い

     −会社の形態を、より相互扶助的なものに変える方が現実的