[]ちょっとがっかり
MBAのトップ校に行く人のことを「エリート」というのってちょっと違和感ありませんか?
確かに入るのは大変だし、卒業後はそれなりの給料の職業につくわけですが、それってエリートの必要十分条件なんでしょうか?
違うね。
エリートっていうのは、組織にしろ社会にしろ、それをある方向に引っ張っていく原動力になる人々のことであり、それは必ずしもMBAトップ校の卒業生とは限りません。色々なものがローカルに分解されていく中で、エリートの定義や必要とされる素養が随分多様になっている気がします。そして、新しいエリート達はMBAで習うこととは関係の無い素養で社会を引っ張っていっているように思います。
このクーリエのタイトルは間違っています。”「人生」に必要なことをエリートはこう学ぶ”ではなくて、"MBAトップ校にはこんな授業がある"というのがこの号の正しいタイトル。それ以上でもそれ以下でもありません。
さらに、こんな特集を組むことに、今更何の意味があるんだろうと個人的には思ってしまいます。
久しぶりにクーリエジャポン買ったんですが、この雑誌ってこんなもんだったっけ?なんかつまんない特集組むな。